受験

中学入試と高校入試は問題が似ている。
中学入試の算数は小学生には難しい問題が作れる。
高校入試の数学は中学生にとってはそんなに難しい問題
が作れない。高校入試の英語は簡単。
国語・社会・理科は問題がそんなには変わらない。
高校入試の難しさは、問題が難しいことではなく、
募集人数が少ないことによる。
筑駒高校40人、学芸大学附属高校50人、筑波大学附属高校45人、
開成高校100人、武蔵高校30人、慶応女子高校100人など。
慶應義塾高校(日吉)慶應志木高校、慶応藤沢高校や早大学院高校は
定員が多いので入りやすい。
大学受験は国語は現代文・古文・漢文になり、
数学は代数幾何や基礎解析、社会は世界史・日本史・地理、
理科は物理・化学・地学・生物になる。
問題は中学入試や高校入試よりも格段に難しくなる。
国立大学だと1東京大学京都大学一橋大学東京工業大学
の順に難しい。
北海道大学東北大学名古屋大学大阪大学九州大学
と私立の慶應義塾大学早稲田大学上智大学などは同程度の難易度か。
私立文系大学の入試だと、受験科目が、英語、国語、社会で、
数学がまったくできなくても合格できる。英語の配点が高いので、
帰国子女には有利だ。志望大学を私立文系に絞ってしまえば、合格可能性は
高まる。東大や一橋大学の滑り止めには、慶応義塾大学経済学部・商学部
A方式、上智大学経済学部がある。私立文系だが、数学が必須なので、
私立大学専門で対策してきた人が受験できないからだ。
公務員試験については、国家1種試験が断トツで難しく、
国家2種や地方自治体の試験は易しい。
国家1種試験では、1法律職2行政職3経済職の順番で難しい。
法律職は司法試験との併願などで、勉強している人が多いが、
経済学を試験勉強として熱心にしている人は少ないからだ。