オリエンタルラジオ

オリエンタルラジオ著「オリエンタルラジオ1」(ワニブックス)(2006年)
オリエンタルラジオ著「東京R」(集英社)(2007年)
中田敦彦著「芸人前夜」(ヨシモトブックス)(2013年)
中田敦彦の「芸人前夜」は芸人になる前の、自伝的な小説である。
子供の頃から、大学生になり、NSCを経て、吉本興業からお笑い芸人
としてデビューするまでのことが書かれている。
東京の進学校である学芸大附属高校から慶応義塾大学経済学部に入学、
高校時代は鉄緑会に通い、一時期は東京大学一橋大学への進学
を考え勉強していたが、最終的には私立文系の勉強に絞り、
慶応義塾大学経済学部と早稲田大学法学部に合格したとのこと。
大学時代のことが詳しく書かれており、自身の大学生の時を
想いおこしたりした。範囲の限られた試験があると、それに
向けた傾向と対策があるため、努力の方向性が限られる。
大学時代は、単位を取得すること以外は自由である。
バレーボールのサークル活動やゼミでの活動以外は、
基本的には自宅で図書館から借りた本を読んだり、
音楽を聴いたりしてすごした。スポーツや運動は好きだが、
外で遊ぶことはあまり好きではなかった。アルバイトもしなかった。
勉強はほどほどにした。大学3年の秋頃からは就職活動の準備で忙しくなった。
就職活動は6月下旬には終わるが、大学4年の前期はほぼ就職活動の
ために勉強はできない。大学4年の夏休みは自由に過ごし、
秋には卒業論文と4年生の授業の単位を取得して、卒業した。
大学2年生の時が自由時間が一番多かった。