ビジネスマン

社会人14年目が終わるので、気づいたことを書く。
文系の就職活動で内定が出る基準はまったくわからない。
面接官との相性で決まる。
就職してからは、取り組む仕事に対する理解力や判断力など
で人によって違いが出るが、給料に大きな差が出るわけではない。
それよりも大きいのはストレス耐性がどれぐらいあるかであろう。
体育会の学生を取りたがるというのは、心身ともに健康だからであろう。
特に、精神的にタフであることが社会人には要求される。
タフというか、プライベートで仕事のことを気にしないでいられる
性格であることが重要である。責任感が強い、完璧主義などは
精神的に参ってしまいやすい。専門職でないと、会社で何の仕事
をするかわからないし、選べないからだ。
就職を考えた場合、文系学部に大学の進学を決めないほうがよい。
理系のように、医学部を卒業して医者になる、
工学部を卒業してエンジニアになるというほうが、
目標がはっきりしているため、努力の方向性が決めやすく
精神的にも安心だろう。日本の高度経済成長期には、
文系就職で、就職というよりは就社という姿勢でも問題がないのであろう
が、不況で就職難、終身雇用も崩れるとなると、文系就職は
不利である。専門性を評価しているわけではないので。
仕事に対して、圧倒的に距離をおこうと思う。
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