高校数学

高校は都立の進学校だった。
都立は共学だという点は良い。
私立の進学校は男子校・女子校に分かれている。
国立の学芸大学附属高校と筑波大学附属高校のみ共学である。
数学1は中学3年生の時に私立中学で学んでいたこと、
高校入試のための数学で応用問題を解いていたことのため、
得意であった。代数幾何と基礎解析については、応用問題は
難しかった。文系の入試だと確率統計があるのは、京都大学一橋大学
ぐらいである。理系の入試範囲である微積分は基本的には計算問題
である。ただし、文系だからやらなかった。
大学入試の数学は、小学生の時の中学入試の算数をやるよりは簡単
に思えたが、東大文系の問題などは定型問題ではないし、
受験者のレベルも高かったので、差がつきやすかった。
中学入試・高校入試・大学入試を通じて、数学の出来がよければ、
常に第一志望校に合格できたと思うが、数学が一番の難易度が高く、
人によってできる、できないがわかれる教科だから仕方ないと思う。
大学では線形代数微分積分線形計画法、解析、統計学などを学んだ。
やはり抽象度が高く、難易度も高かった。文系だったので、難しい問題が
でないだけだった。ゼミナールは計量経済学にしたが、実証分析をしなくては
ならず、得意ではなかった。数字で考えるのよりは、文字で考える方が得意だった。
一般教養の授業では、論理学を受講した。これはひらめきは要求されず、
地道に考えをつみかさねていけばよかったので、割と得意であった。