英語の学習

中学一年生になる前の春休みに、
新宿のSEGと大久保にあるUPSという塾で英語の授業を受けた。
小学生の時には英語の学習をしたことがなかったから、
慣れる意味では良かったと思う。
中学3年の夏休みまではUPSという塾に通い続けた。
この塾は、岡島先生という有名な先生がおり、
中高一貫校の私立や国立の生徒を集めて指導する塾だ。
渋谷にある英語の平岡塾が量を重視する学習法なら、
ここは質を重視する学習法である。
中学の時は中高一貫進学校に通っており、
そこは大学入試を目指した受験指導が徹底していた。
帰国子女のクラスが一クラス50人分あり、
英語ができる生徒が多かったことから、英語を難しいと感じたことはなかった。
中学校の授業が良かったことと、UPSという塾のおかげで、英語は得意だった。
理屈よりは反復練習で、感覚を養うという感じだった。
NHKの英語会話のラジオも聴いており、中学1年の時に基礎英語、
中学2年で続基礎英語、中学3年で上級英語などを聴いたことも良かったと思う。
高校入試では、英語は得点源となった。
高校は都立の進学校だったが、英語の授業はまあまあだった。
高校3年の夏休みまで、特に英語の勉強をしなかったが、中学時代の学習の貯金
でなんとかなっていた。大学入試用の英語は、薬袋義郎と伊藤和夫先生の英文解釈
教室をやって得意になった。駿台予備校は、英文法とは違う、英語の構文の取り方
に力をいれていて、関係代名詞でつながる長い文章を解析していくのに役だった。
和訳は得意になり、京大の英語は和訳が100点で英作文が50点のため、
和訳では点数が取れそうだった。大学入試、特に文系は英語の配点が高く、
差がつきやすいので、力を入れて勉強したほうがよいと思う。