ポイズンガールバンドの評価

M−1グランプリでのポイズンガールバンドの評価
について考えてみる。
松本人志   4位
中田カウス  6位
オール巨人  7位
ラサール石井 8位 
大竹まこと  9位
上沼恵美子  9位
島田紳助   9位
島田紳助は9位ポイズンガールバンドが75点で
8位の笑い飯が85点で10点差。
上沼恵美子は8位の千鳥と4点差。
関西出身の審査員は、総じて低い点数をつけている。
漫才の評価で、ボケの量を気にしすぎているのではないか。
ボケの数が多くても、一つずつのボケが小さかったり、
パターン化したボケであれば、たいした得点につながらない
と考える。2年連続でポイズンガールバンドは決勝最下位に
甘んじているが、実際はもっと評価されていいと思う。
第1回大会の一般人の審査で、おぎやはぎの点数が断トツ
低かった(特に大阪)ことと似ていると思う。
松本がポイズンのネタの講評でM−1の4分用のネタではなく、
10分やれば面白くなると言っていたが、この評価に同意する。
本人達も自分らの漫才の面白さについては、一般人だけでなく、
歳老いた審査員にはわからないと感じていると思う。
特に芸風を変えずに、このまま独自の世界を作り続けてほしい。
おぎやはぎは、第2回目のM-1では、ボケの数もそこそこ増やして、
4位という好成績を残した。
ポイズンガールバンド、特に吉田大吾のお笑いに対する考察の深さ
を思えば、まだまだ化ける可能性を秘めていると思うし、
現状でも十分面白いと感じる。