東浩紀

東浩紀著の「存在論的、郵便的
と「郵便的不安たち」の2冊を
読みました。
存在論的郵便的の方は、
ジャックデリダの思想を
理論的に読みきるというもの。
これは、内容的にはやや難解
ですが、じっくり読めばわかる
ような明快な書き方がされている。
半分ほど読みました。
「郵便的不安たち」の方は、
「批評空間」での浅田彰柄谷行人
大澤真幸との共同討議や、
ソルジェニツィン試論、
文芸評論やクイックジャパンでの
インタビューなどを読みました。
こちらの方が断然読みやすい。
宮台真司との対談も掲載されています。
棲み分ける批評の書きすぎる福田和也
書かない浅田彰、というのも印象的
でした。今週は東工大で講演会があるよう
ですね。行けませんが、一回ぜひ
聴いてみたい内容です。
大学教授にはならないのかな。
博士課程取得してるのに。