バレーボール

バレーボール部に入ったのは、中学1年の秋だった。
中学生の時、初めは水泳部に入部したのだが、
練習が厳しいので、辞めてしまった。
温水プールが完備しており、練習日も多く、タイム、
特に平泳ぎの記録は伸びていたが、辞めた。
その時に、スポーツを限界までやることは今後ないと思った。
中学生の時のバレーボールは遊びだった。
高校生の練習の球拾いばかり多く、自分たちの練習の時間
は取れなかった。そして、指導者もおらず、熱心に取り組んでいなかった。
中学3年生になるときに、退部した。
面白くなかったからだ。
高校に入学し、部活は何部にするか迷った。
水泳部・陸上部・柔道部・バレーボール部が候補だった。
結局、バレーボール部に決めたのは、顧問の先生の熱心な勧誘のせいだった。
高校1年の時からレギュラーで、ポジションはセンターだった。
中学の時は練習量が足りていなかったため、高校1年の間は試合に出ながら、
技術の向上に努めた。本気で上達しようと思ったのは、高校2年になってからだった。
最高到達点が高く、新チームになってからはスパイクを打つ本数が増えたからだ。
チームのエースになっていた。1年上の代で、他のチームと練習試合をしても、
負けることが多かったが、新チームになると、相手も去年のレギュラーが抜ける
ので、弱く感じた。関東大会出場を目標にしていたが、まったくかなわない目標
ではなくなった。個人としては、東京都の選抜選手を選ぶためのセレクションに
参加したが、1次選考で落ちてしまった。チームとしては東京都でベスト32
に留まった。関東大会には東京都から14の高校が出場できる。
練習試合では、関東大会出場校に勝ったこともあるが、あと一歩のところだった。
中学生の時、体育で学年1位だったこともあるが、高校生の時も、体育は学年1位
だったと思う。運動能力テストなど。球技が上手くなったし、基礎的な運動能力もアップ
した。大学では理工学部体育会のバレーボール部に入部した。
体育会のバレーボール部に入部したい気持ちもあったが、大学の講義に出席できなくなる
のは嫌だったから、サークルの中で一番強いところを選んだ。
身長が183センチでは、アタッカーとしては限界がみえていたからだ。
大学時代は高校時代と比べると、練習量も格段に少なく、遊びの要素が強かった。
高校時代が一番熱心に練習していた。それでも、技術的な向上はしていて、
大学4年の時が一番上手かったと思う。