日本の就職

日本の就職は大学卒業時の新卒一括採用である。
理系の場合、医学部は医者、工学部は大学院の修士課程
を経て、専攻の学問をいかし、研究室の推薦などがあってメーカーに就職している。
日系の企業の場合、中途採用も少なく、新卒時に採用された企業で働きつづける
場合が多い。文系の学部の卒業生は、法律や経済、会計などの専門知識が問われる
ことは少なく、ほとんど営業職としての採用なので、採用面接での印象が重要だ。
新卒採用時だと、人気企業に学生が殺到し、採用時の企業側のコストもあがるため、
丁寧に面接をするなどということは難しい。大学時代の成績が問われることも少ない。
そういった中で、大学生は就職に有利になることを見つけにくい。
簿記1級、宅地建物取引主任者TOEIC730点以上などの資格は有利に
なるかもしれない。サラリーマンになると、1日のうちで仕事に費やす時間が
大半である。1日8時間は仕事に拘束されることになる。個人として、やりたい
仕事を明確にすることで、自分が望む分野で成長していくしかない。
法科大学院設立前の司法試験や、公認会計士の試験は、資格試験としての試験の
難易度がかなり高かった。今は、弁護士にしろ、公認会計士にしろ、試験の合格
のしやすくなってる。簿記1級を取得して、企業の経理や財務の部署に配属される
こと、英語はどの企業でも必要だあるから、TOEICのスコアをあげること、
などが必要だ。あとは、健康管理だ。スポーツジムに通って、定期的に運動
すること、栄養のある食生活をすること、睡眠を十分にとること、仕事のストレス
解消のための趣味をもつこと、職場以外の人間関係や友人を増やすこと、
などが重要だ。社会人向けの大学院、東大のまちづくり大学院や一橋や
慶応、早稲田などのMBAなども注目している。