バレーボール

バレーボールを初めてやったのは、中学1年の秋だった。
中学生になって、初めは水泳部に入部したのだが、練習があまり
にハードだったため、退部してしまった。
その後、しばらくは部活に入っていなかったのだが、
15時に学校の授業が終わり、その後、特にすることがなかった
のと、運動を何かしたい気持ちになり、友達に誘われてバレーボール部
に入った。背は高いほうだったし、ジャンプ力もあったので、最高到達点
は当時から高かった。入部したが、学校が中高一貫6年制の私立であり、
高校生の球拾いばかりであまり面白いものではなかった。
顧問の先生もいるが、練習にはまったく来なかったので、
指導者もいない状況だった。
運動不足にならないという意味では良かったが、バレーボールの
技術はあまり身につかなかった。ただ、中学2年の1学期の体育の
授業では、バレーボールと水泳(平泳ぎ)だったので、100点中98点、
1学年243人中1位だった。これは、誇りに思う。5段階評価で5の評価
を毎回もらっていたが、1位になるのは難しいからだ。
中学の水泳大会では平泳ぎに出場して、毎年1位だった。
ラソン大会では、多摩川沿いを20キロ走るのだが、中学3年生
の時、1時間54分で14位だった。243人中14位はいいが、
一桁順位になりたかった。中学2年の時に、ジャンパーズニーという、
膝の怪我をしてしまった。昭和大学病院に通っていたのだが、
背が一年で10センチぐらい伸び、骨の成長に筋肉がついていかない
から起こるといわれた。膝は特にひどいけがではなかったが、完治しなかった。
中学では区の大会で2回戦で負けるぐらいだった。
練習がほとんどできない状態であり、面白くなかったので、中学2年の
終わりに退部した。中学時代は運動不足にならないという意味ぐらい
しか持たなかった。バレーボールに熱心に取り組むようになったのは、
高校に入ってからだ。