言論界

昨日、勝間和代のデキビジを観た。
対談相手は東浩紀
今回の東日本大震災についてや思想・言論界についての話だ。
学者だから、いいものを考えていればそれは読者に届くはず
というのは幻想で、実際はマーケティング活動なりをしっかり
しない届かない。東浩紀はいかに自分の言論が届くかどうか
に関心がある学者だ。新書のように哲学書思想書を書けば
わかりやすいのだろうとも言っていた。
言論界で生き残るには、編集者と飲みに行けばよい
し、コネだけの世界だとも言っていた。
BSデジタルの放送だったが、歯に絹きせぬ発言で面白かった。
東浩紀の発言には非常に感心している。
朝まで生テレビやユーチューブの東浩紀の関連動画はほとんど
観ている。0年代の批評家は東浩紀の一人勝ちという説があるが、
2010年代は新たな批評家が出てくるのか。
ゼロアカ道場なども興味深く、東浩紀についてはデビュー当時
からずっと追っている。日能研渋谷校から、筑駒、東大文一・
東大教養学部卒という流れも知っている。