山田太一

昨日、山田太一脚本の「遠い国から来た男
という2時間ドラマを観た。
山田太一のドラマは「ふぞろいのりんごたち」
や「早春スケッチブック」や「男たちの旅路
などなど、大好きなものが多かったので、
期待していたが、今回の作品もとても面白かった。
仲代達矢杉浦直樹の関係が
早春スケッチブック」における
山崎努河原崎長一郎の関係に似ていた。
非日常対日常。
日本を離れ、中米の農園で生活する仲代達矢と、
日本の会社で出世して、退職後NPOで活動する
杉浦直樹
元は会社の同期でありながら、対照的な道を
歩んだ2人。興味深かった。

山田太一の2時間ドラマで、デイトレイダーで
100億近くの資産を稼ぐ若者が主人公のドラマ
も春にやっていた。「ジェイコム男」がモデル
なのだろうが、山田太一のドラマを観ると、
いつも自分の人生について考えさせられる。