批評の事情
永江朗著の「批評の事情」
という本を読みました。
いまどきの論客44人を
論じてみますということで、
社会はどうなる?、時代の思考回路、
芸術が表わすもの、
ライフスタイルとサブカルチャー、
文芸は何を語るの全5章。
ここに紹介されている人の半分ぐらい
の本を読んだこともあり、面白く読んだ。
社会はどうなる?で紹介されているのは
宮台真司、宮崎哲弥、山形浩生、山田昌弘
森永卓郎など。
時代の思考回路では、東浩紀、中島義道、
大塚英志、斉藤環など。
文芸は何を語るでは福田和也、斉藤美奈子、
小谷野敦、豊崎由美、坪内祐三など。
3章の芸術、4章のライフスタイルとサブカルチャー
で紹介されている人の本はほとんど読んだ
ことがないということは、自分の
興味や関心に偏りがあるということなんだ
なと思った。